• クボサヤカ

研修内容を実践して貰うためのひと工夫

先月末に発行された看護人材育成のテーマは、参加者の行動につなげる研修クロージングでした。教えた知識や技術を看護師さんに病棟で実践して貰うために、研修の中でどんな工夫が出来るか、そんな内容を書いています。


これって、従業員向けの健康教育でも同じだなぁと思っています。 食生活教育にせよ、運動指導にせよ、健康的な生活を送るための知識や技術を実際に実行して貰うために、どんな工夫が出来るか。


雑誌の中でも書きましたが、私が良くやるのは、「行動計画を具体的に立ててもらうこと」「計画について、小さいグループ内で共有してもらうこと」「付箋紙に行動計画を書いてもらい、終了時に貼って帰ってもらうこと(貼り逃げと言っています)」の3つ。 食生活教育をした場合、あるあるなのは、参加者は「へー」という印象で以上終了になるか、「食事に気を付ける」「野菜を食べる」などど、抽象的な目標立案で終わりませんか?

これをより具体的に行動計画を立案してもらいます。人材育成でよく使われるのは、目標や計画はSMARTに、具体的で、数値化出来て、達成可能で、現実的で、時間や期限などの制限があるものが良いとされています。

目標を立てた後、お隣と話したりすることで、目標がよりブラッシュアップされているような気がします。お互いに話しながら、参加者同士が意外な一面が知れたりするのも、嬉しい副次効果です。 また、付箋に目標を書くのも、記録として残せるし、参加者も「書いたからには、やるぞ感」がでます。「毎朝野菜ジュースを1本飲む」であるとか、「昼食の時にサラダを追加する」であるとか、その職場ならではの目標も出やすい気がします。 もちろん1対1の保健指導でも使えるテクニックではありますが、参加者同士が話すとか、付箋を貼って皆で見るとか、「その場ならでは」を上手く活用するとよりSMARTな目標が出るように思います。何より、皆が楽しげになります。

健康教育も、知識伝達で終わらせることなく、その場の力を借りながらより良いものにしていく。最後の終わり方までしっかりと組み立てることが大切です。 コロナちゃんで、リアルな場での対話を活用した研修がとってもやりにくい昨今。 思う存分話せる研修の再開が待ち遠しい・・・

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